香港のトイレ事情
ネイホウ〜!
みなさまお久しぶりです。
のっけからのらしくないハイテンションと謎に広東語を使い出した今回のテーマは、毎日の暮らしに欠かせない”厠所”と書いて”チーソー”、はい”トイレ”でございます。
実は我が家、つい先日突然トイレが故障し、とんでもなく不便な二日間を過ごしておりました。
40ウン年生きてきて、初めての体験。
自宅のトイレが使えないってこんなにもストレスフルで大変なんだなぁと身にしみて感じた数日間でございました。
日曜の昼下がり、それは何の前触れもなく突然訪れた。
まさに青天の霹靂。
用を足そうとトイレの蓋を開けたところ、息子のアレが忘れられたままポツンとトイレの中にあるのを見つけたのです。
最近よく流し忘れる息子に、”もうー、また忘れてるよ流すのー”と声をかけるも、息子”ながしたよ〜”の一言。
もう!最近ウソつくようになってどこでそんな知恵つけたのよ!とプリプリしながらトイレのレバーを押した所...流れない。そしてナゾの水位の上昇。何度繰り返してみても同じ結果。
Google様に頼ってみたり、コンシェルジュのお姉さんにアドバイスをもらってみたりと、ありとあらゆる手を尽くしましたが、そんな私を嘲笑うかのように潮の満ち引きの如く水位の上昇を繰り返すトイレ。
↓↓ちなみに、こちらが前述のコンシェルジュのお姉さんにオススメされたライフハックです。
何か情報をもらえるかなぁと何の気無しに友人に、良いトイレ業者を知らないかと尋ねてみたところ、彼らはなんとローカルの業者を調べてくれ手配までしてくれました。さらに彼らは電話を使い実況同時通訳までしてくれたのです(至れり尽くせり、おぉ神よ...)。
そんなこんなでなぜこの様な事が起きたのか結論から申しますと、パイプの中にセメントが詰まっていたのが原因でした。
どう言うことかと申しますと..
マンション建設時、おそらく作業員の方達が施行時に使用したセメントをトイレのパイプに流し(なぜに??)、それが中で固まってしまった結果パイプの内径が狭くなり、詰まりやすくなってしまったらしいのです。
もうそんな交通事故の様なものに巻き込まれたら、私たちには為す術は無いじゃない〜と心の中で叫んでいた私..。
↓↓こちらがその時出たきたセメント達でございます。
(ちなみに一つひとつの大きさは普通の石ころサイズでまあまあ大きかったことに驚きました。電気ドリルでガリガリと削り取っていました。)
この作業の為に、我が家に送り込まれた作業員の若者たちはトイレ本体を取り外しパイプ部分を剥き出しにしておりました。
トイレを取り外すと言う光景は日常の生活でそう滅多に見られるものではないので、貴重な体験をしたなぁと思っています。
とりあえずの処置はしたがこの先またいつか同じ事が起きる可能性が高いとのことで、そのセメントを取り除く処置を勧められましたが、目玉が飛び出るほどの金額でしたので今回の所は一旦お引き取りいただくことに...。
香港のトイレは海水を使用しているところが多いとのことで、パイプの劣化が早かったり詰まりやすかったりするらしいです。
上記の結果を踏まえ、香港に暮らす皆さまにトイレの使い方の指南としておすすめいたしますのは、
其の一:トイペは一度に大量に流さないこと(面倒だが少しづつ使用し少しづつ流す)
其の二:トイペはなるべく薄いものを購入すること(香港人の方のオススメトイペはVIRJOYでございました)
以上!
香港に住む..否、世界中の全ての方たちのトイレライフに幸あれ!
と言うことで、現場から(東海林がお伝えしました..これが分かるあなたは昭和生まれ)は以上です。