とある日のホームパーティーの記録
みなさまホームパーティーはお好きですか?
と言う質問から始まりました今回はフランス人が集うホームパーティーで一体何が行われているのか、何を食べているのか等々を割と詳細に時に赤裸々?にお伝えしていきたいと思います。
フランス人と言えば、”一にホムパ、二にホムパ、三,四がなくて五にホムパ”と言っても過言では無い程に無類のホムパ好き(ホムパ何回使う)だと私は考えます。
討論好きな国民性とワイン消費量世界ランキングで常に上位に君臨する所以からなのか、それは本当によく集っている印象を受けます。
オットは体調が悪い時ですら誘われたらとりあえず行くと言うポリシーを持っており、更にはアルコールで大抵の体調不良は良くなると信じているきらいがあります驚。
今回の舞台は”香港の中の欧米”(と私が勝手に思っている)、ディスカバリーベイ。
そこにお住まいのご家族のお嬢さんのご誕生を祝う集いでございました。
今回は正統派のテーマでの集いでしたが、大抵は”美味しいワイン片手にウチでダベらない〜?”的なゆるりとした感じから端を発している気がいたします。
海外旅行にやって来た気分にさせてくれるディスカバリーベイ
大人から子供まで、総勢15名(後から数名追加参加)。標準的な人数でございます。15時過ぎと遅めのスタートでしたので、食べ物はフルーツやケーキなど軽めのものでした。
そしてもちろん大量のシャンパーニュやらワインやら(お祝いの際はシャンパーニュと相場が決まっているそうです)。
赤ちゃんのママさんと下戸の私は、ノンアルコールシャンパーニュを。
ノンアルでもクオリティーの高いお味で美味しくいただきました。
さてお次は会話のトピックについてです。
こちらについては国籍など無関係かと思いますが、それはもう様々でございます。
今回は序盤はお嬢さんに関するお話が主でしたが、中盤からは各々好きな話題に花が咲いておりました(withウイットに飛んだジョーク)。
子育ての話をする人、仕事の話をする人、共通の友人について話をする人、スポーツや次のイベント、はたまた結婚観についてなどなど。
そして、誰一人として(私と無口そうな男性(フランス人では中々レアな存在←偏見)以外)会話が止まらない。
本当にみんなよくしゃべる喋るシャベル。
私は元来、割と無口な方で会話の途中の空白なんて日常茶飯事ですので、最初の頃はこの事実を目の当たりにし心底驚きました。
でも、オットが”この話題はいい議論になりそう”とか、”これは面白い議論が出来るぞ!”と胸躍らせているのを見ていると会話が止まらなくなるのも分かるかもと一人納得してしまうのでした。
それからもう一つ興味深いのが、なぜか立って話す人が多いということです。
座れる場所はたくさんあるのになぜか立つ。席を勧められても立ったまま。
でも何となくその感覚、私も分かるかもと段々と感じる様になりました。
なんせ開催時間が長いので、あちこち移動したり立ち上がったり、はたまた少し遠くの方の人に話しかけたりと、体を動かさないと何だか心地悪い感じがすると気付いたのです(フランス人の理由とは異なるかも)。
今回は開催時間は3時間半ほどと若干短めでフィニッシュと相成りました。
長い時はランチに始まり夕方過ぎまで続いたりもします。
余談ですが..会がお開きになりさよならの挨拶をする段になってからビズ(頬と頬を合わせるフランス式の挨拶)を行い実際帰るまでの時間もそれは長いので、時間配分を考えてから”おいとま”する旨伝えることをお勧めいたします。
初めてこの儀式を体験した時、”あれ?さっきお別れの挨拶したのにまたパーティー始まったの?”と白昼夢でも見ている様な感覚に襲われたことを思い出します。
ちなみに、ご存知の方もいらっしゃるやもしれませぬが、フランスの結婚式もそれはもう驚くほど長時間なのでございます。
一度義妹の結婚式に出席した際は、お昼過ぎから教会で式→パーティー会場へ流れ披露宴的なものがスタート→夜半からDJ登場で会場がクラブに早変わり→明け方まで飲めや歌えやが続く...。
明けて翌日、やや遅めに起床したならばそのまま誰かの自宅で二次会的なガーデンパーティーが催されるという何ともアクティブな結婚式を経験いたしました。
やはり結婚式ともなれば一世一代の大イベント=大パーティー、普段とは一味も二味も違います。
私は次のその次の日まで疲労困憊だったことは言うまでもありません疲。
いつかのカフェ@Paris もう3年ほど渡仏できていないなぁ..
と言うわけで、
今回の情報があれば、もうフランス人の方々からホームパーティーの誘いを受けても一安心なこと間違いなしでございます(適当)。
長文、最後までお読みいただきありがとうございました〜。