香港で日本のお袋の味
香港に移り住んで早三年。
勿論ローカルフードは好きですし、香港は世界各地の料理が気軽にいただける環境で、何不自由なく楽しい食生活を過ごしております。
ですが、やはり本物の日本食(自分で作ったものではなく誰かが作ってくれたもの限定)が恋しくなる時もあるのでございます。
嗚呼もう2年以上里帰りできていないなぁ寂。
今回は、そんな私が偶然インスタグラムというスーパー情報網を経て素敵なお弁当屋さんを発見したお話をご紹介したいと思います。
私は、香港に来てから情報収集の目的&気ままにその時々の出来事などをアウトプットする目的でインスタグラムを利用しております。
香港在住の方や香港に関係するアカウントなどをフォローしておりますので、もちろん香港関連の投稿がフィードに色々と上がってまいります。
そんな中発見したのが、こちらのUK'S KITCHENさんでございます。
”香港在住日本人オーナーシェフが経営するお弁当屋さん”ということで、さすがプロの作る料理は一味も二味も違いますなぁ。
私が注文したのはこちら↓↓
シェフのおまかせ幕内弁当(150HKD)
と、稲荷弁当(120HKD)の二つでした(稲荷弁当の写真はホームページから拝借しました)。
数回前のブログで出て来ましたトイレ問題の最中に注文を依頼しました。
francojaponais-f.hatenablog.com
この様な事件の真っ只中に於いて、落ち着いて食事の準備などが出来ようものか!!と鼻息荒くメニューを選別していたあの日が今はもう遠い昔の様でございます。
お弁当を直接届けて下さったのは、何を隠そうシェフご本人でした。
一言で表すと、まさしくTHE好青年。
礼儀正しく感じも良く、老若男女問わず好かれそうな(動物にも好かれそうな)そんな雰囲気の若者でした。
丁度注文した時期が、コロナ感染者がうなぎ上りで子供を連れて出歩くのも何かと心配な時でしたので、美味しい日本食を自宅まで配達していただけるのは本当に有り難かったです。
肝心のお味はというと、優しくて懐かしくて美味しくて涙腺もゆるむお味でございました。
そして、恐らく出来立てをすぐに運んでくださったのでしょう、温かいうちにいただく事ができたのも感動ポイントでした。
そしてパート2、お稲荷さんのお揚げが..だし汁を吸い込んだお揚げが..これが家では出せないプロの味なんだなぁと、お揚げだけに身にしみて感じました(ん??)
コロナの制限が明けた4月の後半から本業に忙しくされているそうで、お弁当業務の再開は5月中旬を予定しているとのことです。
思うように故郷に帰ることも出来ずお袋の味が恋しいそこの貴方、ぜひぜひUK’S KITCHENさんのお弁当で胃袋で日本を感じてみて下さい。